大腸小腸なんか書かれた怪しいリストを見せ付けられて怖くなり、
君は洗ってもらう事を拒否した。
「…しょうがないわね。人それぞれだから…」
そうこうするうち、新しい来客があった。
「いつものように洗ってくれ」
「かしこまりましたぁ♪」
洗い屋は君に向き直ると、
「気が変わったらまた来てね」
と、笑顔で言った。

君は洗い屋を出ていった。


とりあえず、斜陽街を歩く