カミサマのいない町メモ

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100 サボテンの町
日常にかえる。
あなたも、私も。
それでも、何かやり遂げたことは、いつまでも輝き続ける。
そんなことを思います。

この物語はこれでおしまいです。
またどこかで会いましょう。


099 花
そうして彼らは花の中でまどろむのです。


098 いのり
いのりよ、空に届け。


097 あきらめない
あきらめることのできない子供。
後先を考えない未熟なもの。
それはきっと悪いことじゃないと思うのです。


096 炎上する植物園
ガラクタの不器用さ。
こうしなくてもいいのに、そうなってしまう。
正解はわからないけれど、
ガラクタはそこまでしなくても、いい手があった気がする。
不器用なのです。たぶん。


095 ねがい
町が一つになろうとしている。
ひとつの方向に向かって。


094 暴れる後先
ギムレットが連呼するバカヤロウは、
いろんな意味を込めていると思うのです。


093 たたかうもの
フウセンの戦い。
もしかしたら、一番強くなったかもしれないです。


092 老頭の彼ら
老頭の彼らも、
もっと個性的にすればよかったと、
あとになってから思います。


091 つかみとる
もっと書きようがあった気がすると、後になってから思います。


090 一瞬をついて
まだまだピンチであることには変わりなく。


089 あなたに返すもの
ウゲツは、返しに、取り戻しに来た。
きたはいいけれど、さて、どうやってここから出るつもりか。


088 ひっくり返せ
演じているオトギの、本当の願い。
多分、そういうことなんだと思うのです。


087 少女の眠り
あれは本当に少女と言っていいのか。
書いている本人も疑問です。


086 演じるもの
演じなくちゃいけないこともある。
敵味方善悪だけならどんなにやりやすいだろう。


085 伝播
伝わること。
言葉をこえたそれをとりあえず伝播とする。


084 ウゲツ走る
横文字なしでアクションを描く練習。
しかも、重力無視というおまけつきでした。
でも、書いていて楽しかったです。


083 花と出鱈目
説明しづらいからデタラメに逃げる。
それはどんな結果になるのか。
マルは何を閃いたのか。


082 磁石のない少女
ネココの本性というか裏の顔というか。
口調がちょっとしんどかったです。


081 ウゲツの暴走
よいこのウゲツも書いていて楽しかったですけど、
暴走ウゲツも楽しい物でした。


080 天かけるオウムガイ
さぁ、戦いだ!


079 醜く生まれ
どこかの町の話を、コビトはします。
そこにはカミサマがいて、
美しくないものはカミサマから捨てられたものだとされた。
ほんとうに?


078 植物と電波
仮説の立証のためだけでなく。
植物を守りたいだけでなく。


077 言葉をこえる
電装を作るものと、
構築式を書くもの。
たまに、言葉をこえるようです。


076 臆病者の覚悟
もはや臆病者ともいえないかも。
フウセンは、覚悟決めていると思うのです。


075 疾走するのは
走るカミカゼ。
走っているのは、それだけでなく。


074 一瞬の輝き
発掘される化石と電気。
そして、空の一瞬の輝き。
生と死、つなぐ電気。


073 この空まで
心地よく鋭い痛み。
痛快でありたいですね。


072 出撃の夜
走りはじめる、空に。


071 健全の終わりに
健全であること。
今は、まだ。
空の上でどうなるのか、
誰にもわからない。


070 宿る悪鬼
サクラを連れて、ウゲツは出撃します。
お嫁さんは、いずれ。
いずれ。


069 一人でないこと
思い出の中だけでなく。
一人では、ない。
誰一人として。


068 一人であること
一人でありながら一人でなく。


067 ソロバンの大冒険
正体不明のソロバン。
そのソロバンの楽しい大冒険は空想で。
計算されつくせないものは、空想だってそう。
それが楽しい。


066 ハコの来訪
ハコは先生。
だから予測することができる。
空は未知数。
誰にもわからないけれど。


065 らしくない
そもそも悪鬼サクラらしいというそれが曖昧ですけど、
サクラは今の自分をらしくないと思う。
悪者らしくないと考えてるのかな。


064 作品
自分たちは作品のパーツかもしれない。
何か大きなものの、部品かもしれない。


063 陽だまりの中
穏やかだけれども、
時折物騒。
大事なものを守るということは、
ときどき物騒。


062 力を合わせる
過去の彼らだけでなく。
力を合わせればどうにかなるさ。


061 空よ
祈りは力にならないのか。
無力でしかないのか。


060 交渉
これが交渉か。
力には力なのか、
それだけなのか。


059 振り下ろす
ハンマーはいやしいか。
やることをわかっていて、それをもくもくこなすのは、
いやしくなどないと思うのです。


058 その暇もない
食べる暇もなく、
人であることをがりがり削り果てても。
それでも私たちは人だと、ホホエミは思うのです。


057 責任
フウセンの責任。
逃げたくなっても逃げない。
万全で臨むことも、また、責任。


056 思い出す連中
オトギの思い出すもの。
懐かしい人たち。
願いは実はシンプルなのかもしれません。


055 カタナの目
カタナはどちらかというとよそ者。
もう一人よそ者がいますけれど、
カタナは強いよそ者。
命をかけることが好きなよそ者。


054 やってくる
ギムレットなりのやりたいことと、
愛すべきバカヤロウのこと。
バカヤロウは愚かだろうか。


053 頭を洗う
安らぎのありか。
なかなか見つけにくいけれど。


052 とじこめたい
ガラクタとマル。
歪んでいるのか純粋なのか。


051 首飾り
ウゲツの決めたこと。
彼はきっと頑固です。


050 告げる言葉
言葉は約束。
告げる言葉は、彼なりの約束。


049 水の底のように
サカナ大佐の部屋。
魚がいるのは、そういうところ。


048 まとまらない
クロックの焦り。
責任感の塊のような人。


047 未知数の空
ソロバンの空。
彼なりの愉快。


046 見えない空
オウムガイの飛ぶ空。
見えないその空を飛ばす力。
その力を想像と言うのかな。


045 大きな相手
少年では到底かなわない大きな相手。
大きなものの多いこと多いこと。


044 サクラの情報
開花予想にあらず。
国が欲しがっているのは。


043 電波の要
頼りなさげなフウセンですけど、
彼が電波の要であり、
彼が電波を守っているのです。


042 傭兵カタナ
戦うと言うことが希薄な町。
傭兵が必要なのはそういうところなのか。


041 変わらないもの
変わらないオトギ。
変わっていく状況。


040 オトギの話
不機嫌そうなオトギと、昔の話。
思い出は写真の中に。
そして、心の中にも。


039 噂のかざり
フクロの噂話は、ある種の物語。
つける飾りは、傷つけないものがいい。


038 魔法
道化と英雄と女神。
魔法にかかったような感情は、
道化にはなかなか向かない。
コビトはそうあきらめているようです。


037 違法局
違法であるもの。
違法である闇のギムレット。
でも、感じられない何か。


036 不穏なもの
不穏な空気。
それは外から。


035 あなたのため
執着とか、大切にしたいとか。
ひっくるめた言葉はなんだろう。


034 転んでも
転んでもただでは起きない。
転んだそのときならではの景色があるはず。
マルはそういうことをわかっているのかもしれないし、
あるいは、魔法がそうさせるのかもしれません。


033 カミカゼと不安
不安の要素は見えないだけでたくさん。
そこに目を閉じていられるのはいつまでか。


032 つつみこむもの
ハコとホホエミ。
教育と食事。
どちらも大切なもの。
そして、誰が欠けてもいけないこと。
それをつつむこと。


031 ゼニ少年
出番は少ないですけど、
ゼニ少年の話。
彼もまた、町を動かす一人の少年。
金銭の流れは、それなりの力です。


030 武士カタナ
強いことの証明は。
カタナは、かえすことだと思っているようです。
それだけではないけれど、それも強さかもしれません。


029 よどみの声
よどんだ場所から聞こえるような声。
しかし、その声はきっと、
よどむよりもきれいだと思うのです。


028 新種の植物
マルとガラクタと奇妙な植物。
はじまる、なにか。


027 違法磁気売買
ウゲツは悪者にはなりきれません。
けれど、何かを守りたいとは思うのです。
正義とは、限らないのです。


026 フウセンの予感
フウセンの感じるところ。
責任をかぶるには、弱いフウセンの話。


025 痛みの人
オトギの物語。
水の底の痛み。


024 ハンマーと化石
化石を掘るハンマー。
イメージどおりの感じになった人です。
もくもくと化石を掘っている。そういう人。


023 理解から遠い
いちばん理解に困るのは、
結局、人のことなのかもしれません。


022 偽悪者
偽善かもしれないカガミと、
偽悪者のギムレット。
正しいのはどっちだ。


021 コビトの恋
恋を知ると、強くなるのか弱くなるのか。
あるいはどっちもなのかな。


020 問わない言わない
やさしさなのかおびえなのか。
問わないこと、言わないこと。
そして、知らないこと。


019 ネココ助手
ネココもウゲツもまだ気がつかないこと。
まだ、日常の延長。


018 散髪屋のフクロ
フクロにはモデルがいます。
何のことはない、行きつけの小さな美容院のマスターです。


017 ホホエミの粥
実は唯一の食べ物がお粥。
変な世界だなぁ。


016 悪鬼サクラ
実態のない存在のサクラ。
悪なのか。本当に。


015 サンカク写真館
サンカクおじいさんの出番は少ないですけど、
孫娘のほうは、ちょくちょく出る予定。


014 正しい電波
電波管理のフウセンは、
電波のいろいろなことを感じていると思うのです。
強さも脆いことも。


013 電装脳のチャイ
チャイはいちばん最初、悪役のつもりで書き始めていました。
ぜんぜん違う方向になったりしました。


012 不機嫌なあの人
オトギと言う男の話。
タケトリは、なんとなく優しいイメージで書いています。


011 法の番人カガミ
カガミは、警察みたいなことをしています。
一応、この町にも法があります。


010 出会い
ネココ登場。
謎は少ないけれど、天然なのかなぁ。


009 日常から
ウゲツの日常。
いつものことと、出会い。


008 構築式
いわゆるプログラムのこと。
ソロバンのかぶり物設定は、
第一候補はパンダでした。


007 電装技師
電気装備で電装。
ギムレットはひねくれものです。


006 ハコの学校
ハコ先生は、電気の大切さと、
命の大切さも教えていると思うのです。
みんなつながっているものと思います。


005 電気街中心
中国語っぽくかな。
そうでもないどこかの言葉っぽく。


004 ガラクタの植物園
ガラクタは、学者っぽい感じです。
身なりを整えればいい男設定。
ただし、整えないから残念。


003 少年ウゲツ
ウゲツ少年は、普通の少年。
ただ、糸目設定は、趣味です。はい。


002 朝が来る
ウゲツ少年と朝。
とりあえず、この町の基本構造は、
少し余裕のある、九龍城砦です。そんなイメージ。


001 空中線の町
とにかく始まりました。
空中線は、アンテナらしいものです。