ここは斜陽街。 この斜陽街の一角にこぢんまりとしたバーが一軒ある。 そのバーのいつもの席に、妄想屋の夜羽がいる。 君はバーで夜羽を見付けた。 夜羽も君を見付けた。 「君は…そうか、電網を伝ってきたクチだね…道理で…いや、こっちの話だよ。さて、どれが君の斜陽街での追体験なのかな?」 そう言うと夜羽はリストを出した。