君は神屋にやってきた。
神屋に人はいなくて、しんとしている。
君は店の奥に向かって声をかけてみたが、返事はなかった。
そこへ、酒屋の青年があらわれた。
お神酒を届けに来たらしい。
「なんや…留守かいな…」
酒屋の青年は呟くと、
君の方を向き、
「あんさんも神屋に用があるん?」
と、でたらめな関西弁で訊いてきた。
「神屋はん、まだ帰らんらしいなぁ…せや、ワイにちーっとでええんや、つきおうてくれるか?」
どうする?
めっちゃあやしい酒屋に付き合う
めっちゃあやしいのでやめておく